2025-01-01から1年間の記事一覧
夜行の寝台車(ブルートレイン)が上野と金沢をつないでいたころ初めて遊びに出かけた金沢に、10年ちょっと前だったか北陸新幹線が開通して、仕事で訪ねたりもしたけど遊びにいくのはしばらくぶりかも。あっ、白山に登った2022年の夏に前後1泊ずつ金沢に滞…
慈眼寺に陣取って日暮れから待っていると、秩父夜祭の信者行列がまずやってきた。町名を書き入れた提灯を高く掲げて前を通り、だんご坂を上ると御旅所でなにやら儀式をおこなう音がする。 向かいの旅館に泊まる人たちは窓から夜祭をながめることができて、う…
なんにも用事がないけれど宇都宮にやってきた。戦場ヶ原をスノーハイクしたとき、誰かが宇都宮動物園はとても癒されると話していたのを小耳にはさんで大脳新皮質に刻み込んでいたので、アクセスをスマホで調べて、西口の8番乗り場から山王団地行きの路線バ…
なんのへんてつもない峡谷ではあるけれど、日本三大峡谷のひとつなのだそうだ。ここは越後の清津峡……ネットで日本三大峡谷を検索すると、富山の黒部峡谷、三重の大杉峡谷と共にここの峡谷も上がってるようだ。ふーん、そうかと歩いていく。 どこまでも遊歩道…
大正4年(1915)のことだから、いまから110年前に焼岳の噴火で大正池ができたとき、水没して立ち枯れた木が林立したまま昭和になり平成になり、上高地の名物として日本人を引き寄せたようだけど、円下落によるインバウンドで諸外国の旅行客が殺到する近年は…
今年もまた、どこへ行ってもクマが出る。駒ヶ根の旗の台バスセンターの掲示には、音の出るもの(鈴やラジオなど)を身につけ、人間の存在をアピールしてくださいなどと書いてあるが、一説によると、クマのほうも近ごろは鈴やラジオの音に慣れたので、鳴らし…
ひさしぶりに 手を引かない 親子で歩かず うれしくない 小さいころが 浮かんでこないよ おっ母さん こゝが こゝが 二重橋 記念の写真を 撮りません といいながら撮った二重橋……しかしあれば、左右にアーチが2個あるから二重橋というわけではない。手前と奥…
あれはいつのことだったか、普通の人間なら頭が痛くなるほど標高の高い、中印の国境に近い砂漠を移動していたら、川のそばだけ緑が生え初めて生い茂り人が家を建て初めて生き古す様子が目に入った。 あれもまた一種のオアシスか。荒涼とした宇宙の中に水を湛…
新幹線の駅前に、いっさい繁華な様子がなくて驚くことが時々ある。コンビニもなければ、飲食店もわずか。 宿泊施設も、名の知れぬ老舗らしいのがポツンと一軒あるだけ。駅から離れたところに繁華街があるのは、 鉄道を敷いた明治の政府に戊辰の戦争で歯向か…
東京は稲荷が多い。ちょっと歩くとすぐ社に当たるので、全国どこでもそうなんだろうと思い込んでいたが、どうもそうではないらしい。日本全国で数が多い神社の筆頭は八幡神社で、その次が稲荷神社だから、順当にいけば東京を歩いても稲荷より八幡に当たる機…
あの山は夏に登ったことがある。夏というより秋だったかも。そのときは素通りした山小屋にこの冬、ひょんなことから泊まった。山小屋に泊まろうと思うのは夏か、せいぜい秋ぐらい。冬はなかなか行かない。そもそも冬は営業しない山小屋も多いではないか。 こ…
中禅寺湖を手に入れるために、栃木にある男体山の神と群馬にある赤城山の神が何千年も前に血みどろの戦いを繰り広げたそうな。中禅寺金谷ホテルで立ち寄り入浴しながら、目の前の中禅寺湖を眺めておったら、男体山と赤城山が戦った標高1400mの湿原……その名も…
支笏湖に日が沈んでいく。ここは日本最北の不凍湖なのだそうだ。湖は凍らないが、陸は凍ってる。雪が積もって踏み固められ、溶けたり凍ったり降り積もったりで、よく人が転んでる。転んでも楽しそうだ。振り返ると、そこで氷濤まつりをやっていた。 といって…
埼京線の中浦和駅で下りて別所沼通りを少し(ほんの数分)歩くと、別所沼公園にさしかかり、ヒアシンスハウスなる小屋がある。夭逝の詩人、立原道造がここに建てようと設計して果たせなかった理想の家を、死後60年あまり経って有志が建てた5坪の小屋だ。本…
JR東北線と東武日光線が交差する栗橋の駅で下車すると何やら男女の顔はめパネルがあった。誰かと思えば源義経と静御前ではないか。しかし義経と静は吉野の山中で離れ離れになったまま、生きて再び会うことがなかったから、埼玉県久喜市の栗橋で抱き合って…
群馬県高崎市の綿貫古墳群にある観音山古墳はずっと寺が管理してきたので盗掘の被害を受けてないという。2020年9月に国宝とされた出土品は、群馬県立歴史博物館に常設展示されている。そっちも行かなくちゃ。しかしながら、まずは古墳を目のあたりにせねば…